ダービーラウンド語録: 2009年3月
2009.03.31
センバツ球児、ネットで相手侮辱=利府高、高野連が厳重注意
ホントかよ?という感じである。
ホントに厳重注意でいいの?高野連さん?
これじゃ、「誹謗中傷は厳重注意」の判断基準が一人歩きし、ますます誹謗中傷をの広まりを助長する結果をもたらすことになることは間違いなかろう。
高野連ももっと強い働きかけをすべきだし、「21世紀枠」で選抜された利府高校も、自発的な出場辞退を申し出るのが当然の態度だろう。
「21世紀枠」による選抜基準は、県大会ベスト8以上(128校以上出場の場合はベスト16以上)の学校のうち、(1)文武両道(2)困難な条件の克服(3)他校の模範となる姿勢、などの戦力以外の部分を加味して決定することになっている。
これが他校の模範になる姿勢ですかね。甚だ疑問。
事実に基づく論拠を挙げた上での他者批判を行うことは許容されなければならないにしても、その責めはすべて自らに帰することを覚悟の上でというのが当然だ。
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2009.03.15
ここに来て急浮上中”吉田亜沙美=ウルトラマン”説を徹底検証する
第10回Wリーグファイナル、JOMO-シャンソン化粧品は、3月5日から開幕。下馬評通りの強さを発揮したJOMOが○●○○の3勝1敗でシャンソン化粧品を退け、2年ぶり、日本リーグ時代から通算して12回目の優勝を決めた。
JOMOはWNBAプレイヤーのPG、#1 大神雄子(26)が、2月7日北九州で行われた日本航空戦の第1クオーターでC矢代直美からのファウルを受けて転倒着地したときに左手首を骨折。全治2ヶ月の大けがで、今季プレーオフ以降の出場が不可能になった。
しかしJOMOにはもうひとりのガード、大神と同様に日本代表でスタメンを張る、#12 吉田亜沙美(21)がいる。スタープレイヤー揃いのJOMOロースターの中で、東京成徳大高卒のルーキーイヤーからSGのレギュラーの座を奪い取った吉田の能力は折り紙付きだ。爆発的なドライブはストップジャンプ、フェードアウェイはおろか、ノールックのアシストパスやダブルクラッチすらもさらっと繰り出してしまう。これができる女子のバスケット選手は、現在ほかには大神しかいない。ディフェンスの強さ、積極果敢なリバウンドでチームに貢献する姿は実に素晴らしい。高校時代は超攻撃型独裁PGであったが、JOMOではSGとして「引き立て役」に回っていて、その牙が剥かれるのは、マッチアップのプレイヤーに1on1のディフェンスを破られたあとに、敢えて同じ技を使って1on1でやり返そうとムキになって仕掛けたがる時を除いて、ほとんどない。
ただし今回は大神のいないチームのPG。大神がWNBAに挑戦しているときの日本代表としてのプレーは別として、JOMOでPGとして大事なシリーズを期待されるのは初めてだ。21歳にして吉田が大神の地位を脅かすことができるチャンスが訪れたことになる。
そして吉田は期待に違わぬ活躍を見せた。
セミファイナル2試合平均、得点14.0・アシスト8.0・リバウンド11.5。
ファイナル4試合平均、得点14.0・アシスト8.0・リバウンド8.75。
トリプルダブルこそなかったものの、ダブルダブルが4試合。PGとして最高の成績である。
そして吉田が究極のパフォーマンスを見せたのが、プレーオフ6試合で唯一の黒星を喫したファイナル第2戦の第4クォーター、残り3分12秒から試合終了までのプレーだ。
実はこのときのプレーが、”吉田亜沙美=ウルトラマン”説登場のきっかけである。
このおよそ3分間、コート上にはウルトラマン吉田亜沙美の完全なひとり舞台となった。シャンソン化粧品の5人はおろか、JOMOの4人すらもコート上でほとんど何もしていないに等しいのだ。
そのとき何が起こったのか。
それはあまりにも衝撃が大きすぎた。そのときの映像をアップしている人がいる。そのときの出来事を知らない人は、下のビデオを見てほしい。
(大きなウィンドウで観たい人はこっちをクリック<Windows Media Playerが起動するので、そこでAltキーを押しながらEnterキーを押す>)。
はじめにウルトラマンの特徴を整理しておく。
ウルトラマンの最大の弱点、これは有名な話であるが、変身時間は3分間しかないことにある。
ウルトラマンの活動の限界は、カラータイマーによって示される。変身時間が2分10秒を超えると、タイマーが青から赤に変わって点滅し、警告音が鳴る。さらにエネルギーが少なくなると、音が甲高くなり、点滅の間隔が短くなるのだ。
一方、ウルトラマンの技は多彩だ。ただ、バスケット選手としてウルトラマンの技をそのまま使うと、アンスポーツマンライクファウルとなってしまう。そのため、バスケット選手として主に使うウルトラマンの技は、ウルトラ念力である。これは強力な念力を用いて物体を破壊したり制止させたりできる能力である。ウルトラマンはこの念力を用いて、ジェロニモの大量の羽根手裏剣による攻撃を無効にした。吉田も、この念力によって、相手チームのシュート(主にフリースロー)をリングから外したり、ルーズボールを念力でコントロールしてマイボールにしたりする。さらに強力な念力を使うと、マッチアップしている相手のディフェンスのマークを外し、フリーの状態を作ることが可能になる。
そして、ウルトラマンの技として最も有名なスペシウム光線。これは、腕を十字に交差させ、「シュワッ」のかけ声とともに放たれる光線である。吉田はこれに改良を加えて、スリーポインヨシュートを的確にリングに落とす技を習得したのだろう。
ただ、スペシウム光線が原点の技であるため、できるだけ腕を十字に交差させる態勢を長く作らないと、光線が発射されないことになる。そのため、スペシウム光線改良型スリーポイントシュートにおいては、ワンハンドシュートを用いることが、より腕を十字に交差させるために必要とされる。
ところが、女子のバスケット選手においては、スリーポイントシュートをワンハンドシュートで放つのは容易ではない。女子バスケット選手のほとんど全員が、スリーポイントシュートはボースハンドシュートとなっている。男子ならば、中学1年生からバスケットを始めれば、かなり上手な高校生レベルで、スリーポイントエリアからワンハンドシュートが安定して届くようになるが、女子の筋力ではかなり難しい。何十万のシュート練習を通じて、ワンハンドシュートの距離が出るようになったはずであるが、吉田はそれにスペシウム光線の技を応用することで、その精度をより高めることに成功したようだ。
では、吉田亜沙美のウルトラマン変身後に起きた出来事を検証していこう。
(1)4 3:12 JOMO タイムアウト(後半3回目)
(2)4 3:05 JOMO #12 吉田 3Pシュート○(18点) 55-68
4 2:36 シャンソン #23 池住 ターンオーバー(1本)
4 2:36 シャンソン タイムアウト(後半2回目)
(3)4 2:31 JOMO #12 吉田 3Pシュート×
4 2:30 シャンソン #45 渡辺 ディフェンスリバウンド(4-11-15)
4 2:30 JOMO #53 林 ファール(5-3:0)
4 2:29 JOMO #53 林 → #8 田中
4 2:10 JOMO #6 内海 スティール(1本)
4 2:10 シャンソン #45 渡辺 ターンオーバー(3本)
4 2:04 JOMO #10 長南 2Pシュート○(2点) 57-68
(4)4 2:04 JOMO #12 吉田 アシスト(8本)
4 1:57 JOMO #12 吉田 ファール(3-4:0)
4 1:39 シャンソン #7 相澤 3Pシュート×
(5)4 1:37 JOMO #12 吉田 ディフェンスリバウンド(6-3-9)
(6)4 1:33 JOMO #12 吉田 3Pシュート○(21点) 60-68
4 1:33 シャンソン タイムアウト(後半3回目)
4 1:19 JOMO #4 立川 ファール(1-5:2)
(7)4 1:19 シャンソン #8 石川 フリースロー○○(10点) 60-70
(8)4 1:14 JOMO #12 吉田 3Pシュート○(24点) 63-70
<変身後2分10秒経過 カラータイマー点滅開始>
4 1:01 JOMO #6 内海 ファール(3-6:2)
(9)4 1:01 シャンソン #45 渡辺 フリースロー××
4 1:01 JOMO #6 内海 ディフェンスリバウンド(2-4-6)
(10)4 0:53 JOMO #8 田中 2Pシュート○(12点) 65-70
4 0:48 JOMO #4 立川 ファール(2-7:2)
(11)4 0:48 シャンソン #5 藤生 フリースロー○○(2点) 65-72
4 0:39 JOMO #6 内海 2Pシュート○(15点) 67-72
(12)4 0:39 JOMO #12 吉田 アシスト(9本)
(13)4 0:37 JOMO #12 吉田 ファール(4-8:2)
(14)4 0:37 シャンソン #8 石川 フリースロー○×(11点) 67-73
4 0:37 JOMO #10 長南 ディフェンスリバウンド(1-7-8)
(15)4 0:33 JOMO #12 吉田 3Pシュート×
4 0:29 JOMO チームオフェンスリバウンド(1-3-4)
(16)4 0:22 JOMO #12 吉田 3Pシュート×
4 0:19 JOMO #10 長南 オフェンスリバウンド(2-7-9)
4 0:16 JOMO #8 田中 2Pシュート×
4 0:15 JOMO #8 田中 オフェンスリバウンド(1-1-2)
4 0:15 JOMO #8 田中 2Pシュート○(14点) 69-73
4 0:15 JOMO #6 内海 ファール(4-9:2)
4 0:14 シャンソン #8 石川 フリースロー×○(12点) 69-74
<変身後3分経過 まもなくウルトラマン消滅>
(17)4 0:09 JOMO #12 吉田 3Pシュート×
(18)4 0:09 JOMO #12 吉田 オフェンスリバウンド(7-3-10)
<ここでついにウルトラマン消滅 吉田亜沙美に戻る>
(19)4 0:08 JOMO #12 吉田 ターンオーバー(6本)
4 0:07 シャンソン #5 藤生 ターンオーバー(2本)
4 0:07 JOMO #10 長南 2Pシュート○(4点) 71-74
4 0:07 JOMO #4 立川 アシスト(1本)
4 0:00 JOMO #8 田中 スティール(2本)
4 0:00 シャンソン #8 石川 ターンオーバー(1本)
4 0:00 試合終了 71-74
まず(1)。シャンソン化粧品#45 渡辺由夏(27)がゴール下でシュートを決め、52-68とシャンソン化粧品が16点のリードとなったところで、JOMOが後半3回目のチャージドタイムアウトの要求が認められた。この時間を利用して、吉田亜沙美はウルトラマンに変身した。
ウルトラマンに与えられた任務は、3分間の間にシャンソン化粧品の得点を0に抑え、JOMOが17点を奪って逆転することである。
変身後はJOMOボールのスローインで再開。ウルトラマンが変身を悟られないようにゆったりボールを運んで、(2)突然のスリーポイントシュート。スペシウム光線の軌道に乗って見事リングに沈めた、まず7秒で点差を13に縮めた。
対するシャンソン化粧品のオフェンス。チーム一丸で厳しい当たりでパスコースをふさぎ、シャンソン化粧品#23 池住美穂(23)のパスミス・ターンオーバーを誘った。
ここでシャンソン化粧品の後半2回目のチャージドタイムアウトが認められた。
せっかく乗っていきたかったウルトラマンはやや気勢をそがれたか、タイムアウト終了後のウルトラマンのオフェンスは、最初と同様にゆったりボールを運んでの(3)スペシウム光線スリーポイントが巧く制御できず、誤ってJOMO#53 林五十美(30)に落下させてしまった。これにより痛手を受けた林は退場を余儀なくされた。
その後のシャンソン化粧品のオフェンスは、センターラインからのスローイン。ここでもJOMOのディフェンスが機能し、JOMO#6 内海亮子(23)がシャンソン化粧品#45 渡辺由夏(27)のパスをスティールした。
内海からボールを受け取ったウルトラマン。この時点で変身後すでに1分が経過してしまったが、まだ3点しか得点していない。スピードを上げ、変身を相手に気取られてもよりスピードを追求する腹を決めたウルトラマンは、自陣から高速ドライブを仕掛ける。ペイントエリア手前まで持ち込み、(4)マッチアップのシャンソン化粧品#7 相澤優子(36)を右から抜いて、左にいたJOMO#10 長南真由美(26)にノールックのアシストパス!長南がレイアップシュートを難なく決め、このオフェンスはわずか6秒でフィニッシュ。変身後5点目を獲得した。
すでに1分が経過していたウルトラマンにとっては、より展開を早くしないとミッションが達成できなくなる。そこでついに自らディフェンスでボールを奪い取りに出る。速攻を狙ったシャンソン化粧品の前線へのパスにウルトラマンがファール。さらに、相澤に対する体を張ったディフェンスでパスコースをふさぐ。相澤は吉田にキックボールバイオレーションを誘って逃れるより手がなくなった。その後、シャンソン化粧品#5 藤生喜代美(26)に対してスティールを敢行。あと一歩だったが惜しくもジャンプボールシチュエーション(シャンソン化粧品ボール)となる。
さらにチーム一丸で攻撃的なディフェンスを仕掛けた結果、シャンソン化粧品のオフェンスはインサイドにボールを放り込むきっかけさえつかめず後ずさりするばかり。24秒バイオレーションが近づいたシャンソン化粧品は、スリーポイントラインのかなり手前から相澤が無理な体勢でシュートを放ち、リング手前に蹴られた。
(5)ディフェンスリバウンドを拾ったウルトラマンは自らボールを運ぶと、マッチアップのシャンソン化粧品#7 相澤優子がマークを外した隙をついてまたしても(6)突然のスペシウム光線スリーポイントシュートが炸裂!たった6秒のオフェンスで変身後8点目を獲得して、残り1分33秒で60-68と8点差に迫った。ここでシャンソン化粧品の後半3回目のチャージドタイムアウトが認められた。
オールコートプレスをさらに激しくしたJOMOは、シャンソン化粧品に思うようなパス回しを許さなかったが、シャンソン化粧品#8 石川幸子(30)→#7 相澤優子→#8石川幸子の細かなダイレクトパスから石川のドライブイン。これに対し、JOMO#4 立川真紗美(28)がたまらずファールを犯し、残り1分19秒でシャンソン化粧品#8 石川幸子にツーショットのフリースローが与えられた。
ここで満を持して登場するのがウルトラマンによるフリースローへのウルトラ念力だ。これがあるからJOMOはある程度積極的な当たりを仕掛けられる。ところが、シャンソン化粧品#8 石川幸子のフリースローは、ウルトラ念力のパワーの上を行った。ウルトラ念力のパワーをはねのけ、(7)フリースローを2本とも沈めたのだ!得点は60-70。再び点差が10桁に広がってしまった。
まさかまさかのウルトラ念力不発。これでウルトラマンの怒りは爆発した。
そして、このあと、怒りに燃えたウルトラマンが、究極のパフォーマンスを魅せる。
このパフォーマンスは、もはや女子バスケット選手の領域を凌駕している。実は一瞬NCAAでも観ていた(?)のではないかとさえ思えるものだ。
スローインから超速ドリブル!ボールもらって即ドライブ。しかしマッチアップの相澤はピタリマークについてきた。このへんは2度も同じ技を喰らった相澤の意地がかいま見えるディフェンスだ。ところがスリーポイントライン手前で急減速!ウルトラ念力のパワーフル稼働で、相澤のマークを無理やり引き離した!そして有無を言わさぬストップジャンプ!(8)このシュートがスペシウム光線の軌道に乗ってズバッとリングに沈む!
代々木第二体育館の全員が凍り付いたスリーポイントだった。このシュートを境に、客席は一気に盛り上がる。JOMOのファンはみんな「こりゃホントに逆転するぞ!」と思ったはずだ。シャンソン化粧品のファンもみんな「こりゃ逆転されるかもしれない!吉田を止められない!」と思ったはずだ。たった2分前には16点差で「こりゃ決まったね…」という雰囲気だったコート上は、ぐんぐんボルテージが高まってきた!
試合は残り1分14秒、63-70。しかし神懸かっていたウルトラマンにも不安材料が出てきた。そう、変身時間だ。すでにこの時点で変身から1分58秒経過している。おまけに今のスリーポイントは激しくウルトラマンの体力を消耗させていた。そして実際、このあとのウルトラマンのプレーは、その技の威力が明らかに低下していった。
JOMOの選手全員も、これは行けると思ったに違いない。スティール狙いの激しいオールコートプレスが効いて、シャンソン化粧品のボールはなかなか前に進めない。そして残り1分1秒というところでJOMO#6 内海亮子(23)がシャンソン化粧品#45 渡辺由夏(27)に対してファール。シャンソン化粧品に2本のフリースローが与えられた。
ここはウルトラマンにとっても勝負所だ。この時点でついに変身後2分10秒が経過し、カラータイマーが作動を始めた。ここでフリースローを2本とも決められると9点差。残り1分ではさすがに厳しい点差になる。ウルトラマンは、先の相澤に対するウルトラ念力と同じレベルの念力をかけ始めた!
そして、その念力は、見事に通じた!
(9)シャンソン化粧品#45 渡辺由夏のフリースローは、絵に描いたように2本ともリングを外した!
そしてそのリバウンドをJOMO#6 内海が奪う!すぐボールはウルトラマンに渡り、またしても高速ドリブルでスリーポイントライン手前へ。
ところが、今度は相澤からスイッチしたシャンソン化粧品#23 池住美穂がマークに付いた。ウルトラマンのエネルギーは、限界に近づきつつある。7点差ある今が勝負の時ではない。そう判断したウルトラマンは、ペイント手前のミドルポストにいたJOMO#8 田中利佳にパス。田中はマークに付いたシャンソン化粧品#45 渡辺由夏に対して、即左にターンしてドライブ!ファールして時計を止めてフリースローを与えることは、そのまま2点を与えるよりもシャンソン化粧品にとってより不利になるだけに、渡辺は付ききれず、(10)田中は鮮やかにレイアップショットを決めた。ついに65-70。残り53秒8で、ついに逆転があってもおかしくない圏内に入ってきた。
追いつくためには、JOMOサイドとしては、なんとか最低もう1本はシャンソン化粧品のターンオーバーを誘わないといけないところ。懸命のプレスが続くが、シャンソン化粧品#5 藤生喜代美に対し、JOMO#4 立川真紗美がファール。シャンソン化粧品に2本のフリースロー。
ここで再度、ウルトラマンのウルトラ念力に期待したいJOMOサイド。しかし、ついにウルトラマンのカラータイマーが危険信号を知らせる高速点滅になってしまった。残り47秒6。無理はできない。
シャンソン化粧品#5 藤生喜代美は、2本のフリースローを慎重に決めた(11)。65-72、残り47秒6。
スローインからボールを受け取ったウルトラマン、消耗に配慮しつつ早く得点を決めなければ厳しい。シャンソン化粧品は#7 相澤優子と#45 渡辺由夏の2枚でぴったり付いてくる。しかし高速ドリブルを駆使してウルトラマンはふたりを左から抜いていく!そしてゴール下で待っていたJOMO#6 内海亮子にアシストパス(12)。内海は難なく決め、67-72。再び5点差だ。残り39秒8。
さあ、ここが勝負だ。バスケットボールというスポーツは、一瞬でもなんとか3点差以内にしないと、ワンプレーで同点に追いつく可能性はない。ウルトラマンはここで腹をくくった。なんとしてもスティールを決めてやる!
シャンソン化粧品#8 石川幸子が#23 池住美穂にスローイン。これにすぐJOMO#4 立川真紗美と#6 内海亮子がダブルチームに行く。池住はドリブルで抜くことはできず、やむなく再度石川にパスで戻す。そこまではJOMOの狙い通りのトラップだ。その石川へのパスを、ウルトラマンが乾坤一擲のスティール!
(注)乾坤一擲(けんこんいってき)とは、「運命をかけた勝負を仕掛けること」「いちかばちかの勝負をすること」などの意味。
決まったか!
マイボールか!
どうだ!
しかし審判の判定は無情にも、ウルトラマンの石川に対するディフェンスファールの宣告だった(13)。
ウルトラマンはルーズボールを追いかけてエンドライン目がけてダイブして倒れ込む。
一瞬、力尽きたかに見えたウルトラマン。しかしチームメイトに抱え上げられ、何とか元気を取り戻した。
残り36秒4。石川に2本のフリースローが与えられる。しかし、ウルトラ念力を掛ける余力はもうほとんどない。
1本目、成功、6点差。もうだめか…。
しかし、幸運にも石川は2本目を落としてくれた!(14)6点差!3点プレイ2回で同点になる!首の皮一枚つながった!
ディフェンスリバウンドを拾ったJOMO#10 長南真由美からすぐパスを受け取ったウルトラマンは、再び超速ドリブルでシャンソン化粧品陣内に切り込む!
しかし消耗しきった状態のウルトラマンに、この超速ドリブルはやはり厳しかった。コート内の全員を震撼させたあのスリーポイント(8)のようなストップジャンプができない!ストップしようとしたところで脚はもつれる。何とか踏みとどまったものの、ドリブルを止めてしまったのでもうシュートに行くしかない。無理な体勢からスペシウム光線頼りのスリーポイントシュートを放つが…
ボールは奥に大きく外れた!(15)しかもリバウンドはシャンソン化粧品#23 池住美穂が拾っている…ついに万事休したか…
ところが!
池住はルーズボールの処理を誤り、痛恨のアウトオブバウンズでJOMOボールとなった!
残り25秒0で6点差、ここでスリーポイントが決まればいよいよ本当にチャンスが…
ウルトラマンは残る最後のエネルギーを振り絞った。
JOMO#10 長南真由美からのスローインを受け取ったウルトラマンは、とにかくスリーポイントを放とうとライン手前までドライブを仕掛ける!
しかし、変身以降やられっぱなしでいいところが全くなかったシャンソン化粧品#7 相澤優子が、あきらめの悪い女らしい粘りを見せる!
ファウルにならないように、ウルトラマンに背中を向けてゴールの方を向きながら、上にジャンプしてシュートコースをふさぐという、常人ではとても思いつかないような技を繰り出してきた!ここであわててファールしてしまうと、吉田に3本のフリースローを与えてしまう。やすやすとは打たせられないが、ファールもできないという究極の場面で、よくもとっさにこんな事ができるものだ。
これにあわてたウルトラマンは、十分な姿勢がとれず体勢を崩しながらシュートを放ってしまう!(16)軌道は大きく右にずれて外れてしまった!
だが、追いつきたい気持ちはほかのJOMOの選手も同じだ。JOMO#10 長南真由美が渾身の力でオフェンスリバウンドを奪い取り、ゴール下にいたJOMO#8 田中利佳にアシストパス!田中が強引にねじ込んで、69-73と4点差に迫った。
残り15秒8で4点差。24秒を切っていて3点差以内ならともかく、4点差では、成功確率の低いスティール狙いというわけにも行かない。シャンソン化粧品としてはボールキープだけで勝てるのだ。やむなくJOMOはファールゲームに打って出る。JOMO#6 内海亮子がシャンソン化粧品#8 石川幸子にファール。残り14秒8。
石川はフリースローを1本落とし、69-74と5点差にした。
さあ、ウルトラマンはいよいよ絶体絶命の窮地に立たされた。変身時間はついに2分57秒を経過した。あと3秒たてば、いつウルトラマンが消滅するかわからなくなる。どう見てもこのオフェンスがラストプレーになるだろう。そうなればもう、今出せる力をフルに使うしかない。ウルトラマンのラストアクションがいよいよ始まろうとしていた。
ボールを貰って再び高速ドリブルでシャンソン化粧品陣内を切り裂くウルトラマン。その鬼気迫る突進に躊躇したのか、今度はシャンソン化粧品ディフェンスがマークに付き切れていない。絶好のシュート態勢だ!行けっ!最後のスリーポイント…
だが、無情にもスリーポイントを放つ直前に、変身時間が3分を過ぎてしまっていた。本来ならば決まるはずのスリーポイントシュートも、なぜか軌道を外れてしまった。(17)
ウルトラマンはそんな事情に気付くべくもなく、オフェンスリバウンドを奪いに突進する。(18)左45度からスリーポイントシュートを放ちながら、右サイドに弾んだリバウンドボールを奪ってしまう。これはウルトラマンの技ではない。吉田亜沙美本人の技なのだ。自ら放ったシュートのリバウンドを自ら拾うというプレー。俗に「みずからと~る」などと言われることが多いが、これは特にセンターフォワードのポジション(4番)なら珍しいプレーではない。ただ、この「みずからと~る」をポイントガードの選手が繰り出すというのがすごいのだ。この技は、女子バスケットのポイントガードで真似できる選手はほかにはいないのだが、吉田亜沙美にとっては朝飯前のプレーだ。毎試合必ず1本、多いときには3~4本も見せることがある。
そうして奪い取ったオフェンスリバウンド。だが、ここでウルトラマンのエネルギーは完全に失われてしまっていた。それに気付かない吉田は、オフェンスリバウンドをいい態勢で拾いながら、レイアップショットを放つどころか、もんどり打って倒れてしまった。無敵のウルトラマンが、純情可憐(?)(?????)な吉田亜沙美に戻った瞬間だった。キックボールバイオレーションを宣告され(19)、シャンソン化粧品ボールとなった。
ウルトラマンが吉田亜沙美に戻った、そのあとのプレーは、もはやエピローグにすぎない。結局71-74でシャンソン化粧品が逃げ切り勝ちを収めた。
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さて…
ふと我に返る。げげげ。
なげ~よこのエントリ。もう軽く原稿用紙25枚超えてるじゃんwww
まはちゃんもまっさおだが、あれとは格式が全く違う、単なるネタエントリだなぁ…
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閑話休題。
(注)閑話休題(かんわきゅうだい)とは、「横道にそれた話題を本筋に戻すこと」の意味。
時折、「本筋から横道にそれた話をすること」の意味で用いてしまう人がいるので注意。正反対の意味である。
なぜ吉田亜沙美はウルトラマンに変身できるようになったのか。
そこんとこ、気になりませんか?
諸説紛々あるところだが、こういう説もあるらしい。
どうやら、とあるWリーグのJOMOの試合に、仁科克基が観戦に来たことがあるらしいとのことである。
仁科克基といえば、2006~2007年にかけて、CBC制作・TBS系列で放映された「ウルトラマンメビウス」で、主役のひとり「アイハラ・リュウ」役を演じた俳優で、ちびっ子たちには大・大・大人気の俳優だ。
CREW GUYS唯一の生存者であるアイハラ・リュウは、唯一、初回から最終回まですべての回に登場する重要な役どころ。ウルトラマンメビウスが地球から去る最終回には、ついにCREW GUYS隊長となり、2007年以降は「リュウ隊長」としてウルトラマンショーに登場している。
そのリュウ隊長が、JOMOの試合を観戦、吉田亜沙美(コートネーム:リュウ)のプレーに魅せられ、試合後にリュウ隊長とリュウが会ったところ、リュウ隊長がリュウのウルトラの子孫としての能力に気付き、リュウにアドバイス。リュウもウルトラマンとしての能力に気付き、変身その他ウルトラマンの技を習得した…とのことである。
<参考サイト>
「ウルトラマンメビウス」のあらすじと登場人物について(Wikipediaのサイト)
仁科克基 オフィシャルブログ
まあ、そんな攻撃的な一面も合わせ持つ吉田亜沙美ですが、まぁ、だんだん可愛らしさを備えつつあるのはとてもよいことです。
JOMOに入社して、徐々に「まるくなってきた」おかげかもしれません。
あと、今の髪型が似合っているからと言うのも大きいでしょう。
そのうえ、そのプレーはもはや日本一の女子バスケット選手と言っても良くなったでしょう。
大神選手を、日本で二番目の女子バスケット選手へと蹴散らすことができた、そんなプレーオフ6試合だったということです。
大神選手が吉田亜沙美に再び並ぶためには、大神選手の必殺技「超速ドライブ→ストップジャンプ」をスリーポイントエリアから決めるのを見せてください。ペイントエリア手前で決めるのは何十回と観ていますが、スリーポイントエリアで決めたのは見たことがありません。でも吉田亜沙美は今回のプレーオフファイナル第2戦で決めています。大神選手がそれを見せてくれるまでは、吉田亜沙美の方が格上の評価です。
ただ、107-105で勝ったファイナル第4戦、あの試合だけはディフェンスが全然ダメだった。
ディフェンスがしっかり効いていれば、第4クオーターにシャンソン化粧品に一気に差を詰められるわけがありません。
ディフェンスが全然ダメだった原因、それは試合中に脚を痛めたことです。
第3クオーター残り3分30秒、シャンソン化粧品#45 渡辺由夏のドライブが、吉田亜沙美を浴びせ倒しのように転ばせてしまったところです。
オフェンスファールにはなりませんでしたが、あそこでおそらく右足首をやってしまった。
ディフェンスリバウンドを拾ったJOMOは、#15 諏訪裕美がレイアップを決めて66-52としますが、そこでレフェリータイムアウトがかかった。
掛けた原因は吉田亜沙美の右のバッシュのひもが解けたような仕草でしたが、あれは間違いなく右足首をかばっていたと思います。
そのあとのディフェンス、シャンソン化粧品#23 池住美穂から#7 相澤優子へのパスを吉田亜沙美がスティールします。
そのあとの吉田の動きが明らかにおかしい。右足を引きずって歩いています。
残り2分32秒、吉田を下げて#9 新原茜をPGに入れます。残り1分、吉田を戻しますが、明らかに動きが緩慢です。
第4クオーター。吉田がディフェンスにつけない場面が増えてきます。
残り8分のオフェンス。ペイントエリアに切り込んでJOMO#4 立川真紗美からのアシストパスを受ける吉田。レイアップシュートに対しファールを受けますが、このとき右足で着地。このあとものすごい顔をして痛みをこらえます。ハッキリ言って大神選手みたいですw。痛がるそぶりはしないのですが。
直後のフリースロー。決めますが、打ったあと右足首をブルッと振っています。痛みをこらえている様子です。
その直後のディフェンス。シャンソン化粧品#24 中川聴乃のオフェンスファールを受けます。また押し倒しを喰らいました。
…このあとのディフェンスは、もう目を覆いたくなるばかりでした。全然動けない、ディナイなんてレベルではありません。
そして残り1分10秒~1分という最後の勝負所で、あまりにもお粗末なターンオーバーを2本献上。
相澤に劇的な同点スリーポイントを許したのは、マッチアップの吉田が右足痛くて動けなかったために、本来あるべき点差がなかった、それが原因です。
そのあと延長の30秒過ぎにルーズボールに飛び込んで、ついに痛みが隠しきれなくなりました。実況アナウンサーにも指摘されるほどフラフラになりました。
渡辺選手に倒された時から挙動がおかしくなったのに僕は気付いていたので、そのあとはゲームそっちのけで吉田亜沙美ばかり追いかけていました。
あの渡辺選手の浴びせ倒しさえなければ、JOMOの楽勝のゲームですよ、ハッキリ言って。
結果論としてあれだけの接戦になって、皆の感動を呼んだのですから、女子バスケ全体としての結果論として良かったのかもしれませんが。
個人的にはファイナル第4戦は両チームともディフェンスがザルの凡戦、一番面白かったのは第2戦だと思います。
バスケットというゲームはそういうものですから、それ以上言いませんけど。
そんなことを考えつつ、JOMOサンフラワーズオフィシャルページにある、吉田亜沙美の選手紹介を見たところ、改めて今見てみると突っ込みどころ満載です。
こういう子どもっぽいお茶目なところと、プレーとのギャップが吉田亜沙美の魅力なのかもしれません。
まず、大神選手でさえ、「ポジション ガード」と書いているのに、いつもシューティングガード(2番)の吉田亜沙美は、「ポジション ポイントガード」と書いている。
そんなにポイントガードやりたかったら、「内海さん、今週はじゃんけんでポイントガード決めませんか?」とか言ってみたら、子どもっぽくて面白いと思います。
次に、「将来の夢は? オリンピックに出る」。これまた人を食ったような話というか。
2016年東京オリンピックには予選免除で出られるというのに、おまけに東京オリンピックに出場するときには7年前からずっと日本一の実力を持っている28歳のポイントガード、こりゃどう考えたって現時点ですでにキャプテン確定です。
せめて「将来の夢 東京オリンピックでメダルを取る」これくらい言ってほしいな~と思います。勝手な言い分だけど、これくらい期待してしまいます。
もうひとつ、「好きなタレント 平岡祐太クン、ケツメイシ」…って平岡祐太の漢字を間違えてるし…石原裕次郎の「裕」になっています。
好きなタレントの漢字くらい正しく書いてください。失礼です。
僕が好きな女子バスケット選手の名前を間違えるのと同じくらい失礼です。
まぁ、僕の場合これは間違えようがないとも言えますが。ファーストネームはひらがななものですから。
<参考サイト>平岡祐太出演CM
さて、平岡祐太の話が出たところで、吉田亜沙美がる今後克服すべき課題が見えてきます。
吉田亜沙美がバスケット選手として現時点からさらに飛躍するために、絶対必要なもの。
ところが、この点については、僕はその実力はさっぱりわかりません。でも、たぶんからっきしダメでしょう。
それは、もうだいたいわかると思いますが、「英会話」の能力ですね。
2010年か、遅くとも2011年シーズンくらいまでには、ユーロとかWNBAでプレーして世界に通用するバスケット選手になってほしいと思います。
そのためには、現時点で海外でも自信を持ってコミュニケーションをとれる英会話の実力が不可欠です。
ただ、英会話というのは、ハッキリ言って本人のやる気次第の側面があります。大して難しいものではありませんが、いくら能力のある人でも、英会話を身につけようという意欲のない人は、絶対に身に付きません。やっぱり、ある程度の暗記が必要なものは、やる気のない人には続きません。
結局、本人にやる気があるのかどうか。そこにかかってくるわけです。
ということで、ある程度強制的に勉強に向かわせる環境を作ります。
「今度のオフシーズン中に、イーオンの日常英会話コースを卒業すること」
「卒業できた場合、卒業後第1回目のイーオンのレッスンに平岡祐太を呼ぶので、一緒にレッスンを受けてきなさい」
これくらいできませんか?JOMOさんの力を持ってすればできませんか?
第10回Wリーグ プレーオフMVPを獲得した彼女に対するご褒美(っつーかアメとムチ)でこれくらいいいのではないですか?
これなら吉田亜沙美は這っててもイーオンのレッスンに通うでしょうねぇ。
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2009.03.01
こりゃ~楽しみだ!
なんってったって
コリンズ vs 伊原
の対決ですよ!
オリックス前監督 vs オリックス元監督 の采配対決は見物!
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