ウィナーナナ引退…繁殖入り、サカノタイソンの血継承へ
12月28日、ばんえい帯広競馬では第37回ばんえいダービー(G1)が行われ、このレースを最後に引退を表明していた9番人気のウィナーナナは8着と大敗、このまま引退することになった。
ウィナーナナはサカノタイソンの2世代目の産駒。デビューから2連勝を飾ったあと相手関係と完成度を考慮して牧場に下がるが、6ヶ月ぶりの実戦も勝ち、デビューから無傷の4連勝。5戦目のA-2戦で2着として連勝は途切れるも、続く十勝産駒特別ではオレワスゴイの2着、第9回ヤングクラウンズカップではゴール前の怒濤の追い込みでホクショウジャパン、オレワスゴイにハナ差の3着と素質をアピールした。
ともに1番人気に推されていた黒ユリ賞(G3)とばんえいプリンセス賞(G1)ではともにニシキエースの後塵を拝し、重賞タイトルには手が届かなかったものの、黒ユリ賞(G3)2着、ばんえいオークス(G1)2着、ばんえい大賞典(G3)4着、ばんえい菊花賞(G2)5着のほか、特別レース1勝(えぞりす特別3歳オープン)の勝ち星を含め、通算36戦10勝2着10回3着5回の好成績を挙げた。
3世代で途切れたサカノタイソンの血を継承すべく、このばんえいダービー(G1)をもって現役を退くことになったウィナーナナ。このほかのサカノタイソン産駒としては初代産駒のサカノアイチャン(51戦11勝、現200万未満)やミノルタイソン(86戦14勝、サホロ特別など、現300万未満)、最終世代のスギノハリアー(19戦4勝、青雲賞2着など)がいるが、種馬として有力なのは姉がニシキシャープ(クインカップ(G3)など)の良血であるミノルタ依存、肌馬として有力なのはサカノアイチャンとこの馬の2頭といえよう。繁殖入り後の活躍に期待したい。
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